大会長あいさつ

Greeting

ご挨拶

第37回NPO法人日本臨床口腔病理学会総会・学術大会の開催にあたって

このたび、第37回NPO法人日本臨床口腔病理学会総会・学術大会を令和8年8月26日(水)から28日(金)までの3日間、日本歯科大学新潟生命歯学部キャンパスにて開催いたします。本大会開催という栄誉ある機会を与えていただきました理事長をはじめ関係各位の皆様に厚く御礼申し上げます。日本海側最大の都市・新潟で、皆様をお迎えできますことを、教室員ならびに大会運営関係者一同、大変嬉しく思っております。

本大会のテーマは、「病理が拓く未来医療~これまでの軌跡をデータで磨き直す~」といたしました。我が国では、飲酒習慣や喫煙率の低下がみられる一方で、男性の肥満率の増加や疾患構造の変化、さらには多剤併用による病態の複雑化が進んでいます。また、新規がん治療薬の開発・導入に伴い、分子病理学的診断の重要性はますます高まっています。これらの変化に的確に対応し、国民の医療福祉のさらなる向上を図るためには、口腔病理学に基づく研究・診断・治療・予防を有機的に結び付け、より一層深化させていくことが不可欠です。変わることのない本質を大切にしつつ、最新のデータと知見を取り込み、これまでの知の蓄積を次代に向けて磨き直していくことこそが、本学会の使命の一つであると考えております。

この理念のもと、本大会では、シンポジウム、特別講演、一般演題、症例検討、講習会など多彩な企画を予定しております。特に、口腔上皮性異形成をテーマとした国際シンポジウムを開催するとともに、口腔上皮性異形成ワーキンググループからの報告、歯原性腫瘍、口腔扁平苔癬などをテーマとするシンポジウムを設け、口腔病理学の重要課題を取り上げ、活発な議論を通じて学術交流と知識の深化を図りたいと考えております。これらの企画を通じて、会員相互の研鑽と活発な学術交流を促進するとともに、国民の健康増進および福祉の向上に資する学術の発展に寄与する場となることを目指しております。

会員の皆様をはじめ、口腔顎顔面領域の医療に携わる多くの皆様ならびに歯科大学・歯学部の学生の皆様にも広くご参加いただけるよう、現在鋭意準備を進めております。晩夏の新潟は、豊かな自然と食文化に恵まれた魅力的な季節でもあります。多くの皆様に新潟の地にお越しいただき、実りある学術交流の場となりますことを心より願っております。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

第37回NPO法人日本臨床口腔病理学会 総会・学術大会
大会長 岡田 康男
(日本歯科大学新潟生命歯学部 病理学講座 教授)